外壁の劣化は建物の寿命を縮めます。お家の劣化サインを見逃さずに!

自分で簡単にできる外壁の劣化診断

どんなものでも一年中雨ざらしにすれば少しずつ傷んでくるものです。あなたのお家も、屋根や外壁は風雪にさらされているわけですから、当然少しずつ劣化してゆきます。

外壁の塗膜はそのような劣化からお家を守る「 保護膜」の役割を果たしています。ですから定期的な外壁の塗り替えは、家の建築材を保護し、家の寿命を延ばすために重要なのです。

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では、いつ頃塗り替えを考えれば良いのでしょうか?

今回は塗り替えのタイミングを決めるうえで重要な「 お家の劣化サイン」をご紹介します。

その1.塗膜の剥がれ

木製の建材が使用されている家は、塗膜の剥がれをチェックしてください。もしペラペラと塗膜が剥がれている箇所があれば、塗り替える必要があります。

他にも鉄製の柱、ドア、外階段など、鉄部に塗られた塗料が剥がれているなら錆びる前に塗り替える方が長持ちします。もしすでにサビが出ているなら、早めに塗り替えないと腐食が進むでしょう。

WS000208破風板の塗膜が劣化により剥がれている例。下地の木材が見えており、このままでは雨水により木材が腐食してしまいます。

 

 

その2.チョーキング現象

外壁を手で軽くこすってみてください。すると、指に白い粉のようなものが付くことがあります。

これはチョーキング現象と呼ばれるもので、原因は塗料に含まれる顔料が劣化と共に粉末化することにあります。これは保護膜としての塗料の効果がなくなってきていることの証拠です。すぐに外壁に損傷が生じるわけではありませんが、塗り替えの時期が来ているサインといえます。

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サイディング壁を指で触った時に白い粉が付くチョーキング現象。モルタル壁でも同様の白い粉が手につきます。

 

 

 

その3.シーリングのひび割れ、壁のクラック

サイディング壁の場合、サイディングの継ぎ目をシーリングで埋めていますが、この部分が劣化してくると、シーリングにひび割れが生じます。こうしたひび割れを放置するとサイディング材に雨水が浸透し、劣化や腐食の原因となります。

モルタル壁の場合も、壁面に亀裂やクラックが入ることがありますが、これらも雨水の侵入の原因になります。

このようなシーリングのひび割れ、壁面のクラックは塗装工事できれいに直せます。

他にも外壁が色あせてきたり、コケ、藻などが発生してきたら外壁の塗膜が薄くなっている可能性があります。こうした「 劣化サイン」が出て来たら、塗り替えの具体的な計画を立てることをお勧めします。

WS000024 DSC00675              モルタル壁のクラックとコーキングのひび割れの例。

いかがでしょうか?塗り替えにはそれなりのお金がかかりますので、トラブルが起きてから慌てて塗り替え…というのは大変です。そうならないためにも、年に一度は家の周囲をくまなく点検し、塗り替えの時期を予想しながら資金計画を立てていくことをお勧めします!