事例1 モニエル瓦の屋根と外壁を塗り替えて重厚感のある家に! 

鎌倉市O様宅

お客様の声:「申し分のない出来事映えと、リーズナブルな価格に満足しています。
またの機会にお願いします。」

意匠性の塗材で出来たモダンな家

鎌倉の山間の静かな高級住宅街の中にあるお家です。特徴は意匠材系の外壁とがっちりした瓦です。この瓦はモニエル瓦という乾式洋瓦です。
モニエル瓦はデザイン性が高いうえに軽量で耐熱性も良く、アスベスト不使用な屋根材で10~20年前に人気が出た製品です。時期的に塗り替えるお家が多いのはそのためです。ただし、モニエル瓦は特殊な施工をしないと塗装がのらないため、要注意の瓦です。

工事前の家の様子。瓦も色褪せてコケが生え、外壁には汚れが…

 

 

 

 

 

 

高圧洗浄を念入りに

 

モニエル瓦の場合、いつも以上に高圧洗浄をしっかりおこない、劣化した表面のスラリー層を除去する必要があります。それで時間をかけて高圧洗浄をしないとダメなのです。

傾斜があるので、ずっと洗っていると腰にきます(笑)💦

 

 

外壁のクラック補修

 

塗装前に、細かいクラックを補修します。使うのはエスケー化研のミラクファンド

 

(補修後、ミラクシーラーを塗ります。クリアーなので乾くと透明になります)

 

外壁塗装

外壁はミラクシーラーを塗った後、意匠材系の外壁塗り替え塗料のミラクファンドを塗ります。色はホワイト系なので、2回塗らないと決まらないですね。

 

仕上げ材の一回目塗装。乾いた後にもう一回塗ります。

雨戸の裏の塗りにくいところも塗料を入れ込みます。

屋根塗装

モニエル瓦の塗装にはミズタニのスラリー強化プライマーⅡというモニエル専用のプライマーを使います。その後同社の水系シリコンというシリコン系の屋根用塗料を塗って仕上げます。

 

プライマー塗布後。尾根のトタン部にはホワイトのさび止めを塗りました。  

 

 

 

上塗り材の一回目塗装。

水系シリコンはシリコン含有率が高いため、耐久性が良いのです。

 

瓦のひび割れを発見!小さいクラックなので、コーキングで補修します。

 

 

 

上塗りの二回目。刷毛とローラーを使って丁寧に塗り込みます。

  

そして…完成です!

 

 

雨戸は2液性ウレタン塗料の艶消しブラックで塗りました。渋くてかっこよい仕上がりです!

 

 

ベランダ笠木のトタンも仕上げます。

 

 

 

 

いよいよ完成!

足場解体に備え、メッシュシートを撤去。塗り替えたモニエル瓦がまぶしい!(笑)

 

そして完成です!モニエル瓦が黒光りして、重厚感と高級感が出ます。この質感が瓦屋根の良さですね!

施主様は現役でお仕事されておられる方なので、顔を合わせる機会が少なかったのですが、メールでやり取りすることでスムーズに作業を進めることが出来ました。そして美しい自然に囲まれたお宅で、私たちも癒されました!